2010年8月22日日曜日

夏の一日

夫の同僚主催で、家族連れBBQ。皆楽しい人で、あっという間の一日だった。
こどもは必要以上に口出しをせずに見守っていれば、いつの間にか空気に溶け込んでいる。

さてBBQ。チャボより少し大きなお兄ちゃんがいて、少し打ち解けたかなと思っていたら、「ぎゅーってしたいのー!」と言ってしつこく追い回しちゃってた。
さっきまで面倒見の良い男性陣と一緒にサッカーボールを蹴っていたのに、どうしてそうなったのか。まったくわからなかったけど、お兄ちゃんはもう男の体面で、ぎゅっと抱き合うなんてちょっと嫌よね。皆チャボの謎の行動を笑っていたけど、ぎゅっとしたいのを拒否されちゃったチャボは一所懸命になんで?という表情。
うん、お兄ちゃんもね、チャボのことが嫌と言ってるんじゃないのよ。お兄ちゃんも握手ならいいよって言ってくれたんだよ。
嫌だよって言っているときにずっと追いかけちゃったら、お兄ちゃんが可哀そうなのよ。
…結局お兄ちゃんの優しいママに、しっかりぎゅーっとしてもらって納得できたみたい。ふふ。すやすや野外でお昼寝する頃には、片付けの時間。

その後花火を見るために父宅へ。そこもまた賑やか。
ママにもパパにも怒られてぎゃーーっと泣いてる男の子。それでもぴしゃっと叱る所は叱るママ。
そもそも原因は皆でチャボに買っておいてくれたおもちゃ。その中から最初アンパンマンのおもちゃをくれたんだけど、本当はアンパンマンが大好きだからやっぱり欲しくなって、ミッキーマウスの絵柄と交換したくって、でもチャボはその意味が呑み込めなかったから男の子が少しだけ我儘な印象になっちゃった。
チャボは自分が関係してると思ったのか、何もわからなかったのか、とにかく大きな鳴き声と大人の怒った声に、少しずつ少しずつ目を赤くしていた。
抱き上げると堪えきれずうわーんと2回くらい泣いたチャボ。おトイレ行く?と聞いたら行くというので、小さくて静かな空間で一息つきましょ。
背中トントンしておしょんしょんしたら、「はぁー……かわいそうだったね。」とチャボ。
「そうだね。可哀相と思ったの。」「うん。」「泣いちゃってたから可哀相と思ったのね。」「うん。」「そっかぁ。そうね。可哀相と思ったの、優しいことよ。いいことよ。」(そうやって言葉に気持ちを込めてくれたチャボが誇らしい。。)
一緒ににっこりしておトイレを出た。
あ、ミッキーとミニーがいるね!いいね!

待ちに待った花火。
夜空に咲いた大輪の花とそれを印象付ける大きな音に、はっと息を呑み、チャボの目はキラキラとくぎ付けになる。
ね、きっとチャボは花火が大好きだと思ったんだー。疲れていたけど、どうしても見せてあげたかったの。

そんな刺激たっぷりの日は夜泣きしがち。疲れているのにね。
寝ていてもこう、シナプスがぴびびびっと働いている感じ。(注:無知の人間が、自由な発想で書いてます。)
私も疲れてるはずなのに、今日は子どもみたいにテンションが下がらなくて寝付けない。夜明け近く、友人にメールを送信して少しだけ寝た。