2012年6月9日土曜日

お夕飯はタコス。トマトさえ食べたくないチャボ。それくらい食べてほしい両親。
 
「…もういらない」
 
「もういらないじゃないです」
 
「もうたべられない」
 
「たべられます」
 
「でもたべられない」
 
「なまはげさん来ちゃうよ」
 
「やだやだやだやだーー!」
 
「そんなに元気でやだやだやだ!って言える子はトマト食べられます」
 
「でもさ…」
 
「もうなまはげさんのお話したくないよ。ママもパパも怖いよ。ほら食べちゃおうよ」
 
「えぇー」
 
「じゃあチャボ明日の朝ごはんこれにする?明日の朝ごはんこれ食べる?」
 
「え、ちょっとわからないなそれは」
 
「ふ、じゃぁ今食べちゃおう」(仕方なくあーんして)
 
「はい食べられたね!」「明日はもっと早く食べようね」
 
「…うん、






あした、ぼくぐあいわるいときあるからね」
 
「ふ…ママもパパもね、チャボが本当に具合悪いときはちゃんとわかるから、心配しなくても大丈夫だよ、ね」
 
「…んー」