「きょうね ようちえんでね おともだちがね ぶつかってころんじゃったの ここ」
「うん、先生に聞いたよ。」
(お外遊びで走っていた年長さんがぶつかってしまって、年長さんも大丈夫?って気にしていて、でもひじを擦り剥いて血が出ちゃったことがショックだったみたいで、まがらないーって給食の食器が持てなかったんだけど、食べたら忘れちゃったみたいで、ぼくもうだいじょうぶ!ばんそうこうはがす!って言って剥がしていた)
「ちょっと泣いちゃった?」
「ううん ちっとも なかなかった」
「ふふ、そうなの?」
「でも これくらい なみだがでただけだよう!」