昨夜。
「あ、おねしょシーツ!(敷いてない!)」
(はー面倒くさいなー…)
「今日はおねしょしないでください。お願い!」
「ええーーやだーーぼくきょうもねおしっこするからー」
「こんにゃろ!」
「ぎゃははは やだーー ゆるしてーー」
「…」
「じゃあさゆびきりしようよ」
「何の指切り?おねしょしないって?」
「あ!さいしょはぐーしようよ」
「え?…なんでじゃんけんするの?勝ったらどうする?」
「ままはーぱーでーちゃぼはーちょきね?」
「…チャボはチョキだすの?」
「うん、それでままはぱーね。ちゃぼかちたいから」
「…」
「じゃーさいしょはぐー!じゃんけんぽい!」
チャボはチョキ、ママはグーでママの勝ち。
「なんでよーもー!なんで いつもいつもさー ままぐーだすのー!?えーんえーんえーん!」 怒り哀し泣き。。
「泣かないの、もー。じゃんけんは最初にこれ出すって言っちゃだめなんだって」
「だってさー!ちゃぼがちょきだからーままはぱーだせばいいでしょ!?」
「だってママだって勝ちたいんだもん、いつもいつも負けは嫌だもの」
「…」
「じゃんけんていうのは、せーので出すまでどっちが勝つかわからないの」
「…」(←無視して今夜の絵本を選び始める)
「…」