「ねーくまさんとおはなししたい」 とチャボからくまさんを渡される。
「ねーくまさん」
「なあに、チャボ君」
「くまさんさー、さくらにする?なにがいい?」
「??さくら?? じゃあボクはチューリップがいいな」(先週幼稚園で球根を植えてきたらしく。)
「ちかうよ!ちゅーりっぷはたべられないよ!」
「あ、食べるものか!チャボ君、さくらも食べるものじゃないよ、桜っていうのはお花の名前だよ」
「あそっかそっか、じゃあーねー、何がいい?」
「じゃー、ヨーグルト」
「あ、ヨーグルトありますよ、はいどうぞ」
「ありがとう。もぐもぐもぐもぐ」
「ぶるーべりーもありますよ」
「ありがとう、もぐもぐもぐ」
「うふふ、くまさんだーいすき」
「ボクもチャボ君だーいすきだよ~」
「うふふ、しあわせだねー」
「ふふ、ボクもしあわせー。…チャボ君しあわせってなあに?」
「しあわせっていうのはねぇ、お花でねー、わーいいにおーいってこと」
「そうなの、いい匂いなの」
「うん、くさいっていわないでね、ダメっていわないでね、おやつたべたいっていったり、ぎゅうにゅうのみたいっていったり、てれびみたりね、ぴあのひいたりするんだよ」
「わーいっぱいだね!いいねー!」
「うん!いいんだよ!ね!」