「ままーふうちゃんがないちゃったー」
真夜中の3時に、ベッドを抜け出してた私をチャボが呼んでくれた。夜鷹症?というような夜が数日続いたあとなので、とてもとても嬉しい。
ふうちゃんが起きて泣くと、それがうるさーいってぷんぷんしていたから。
ありがとありがと!呼んでくれてありがとね!
「…あー、、ゆめが2こくるわー。 うたのゆめがつづいてくるわーー」
チャボが夕方から久々の高熱。ふうちゃんの授乳を終えて来るとベソかいてる。
「ままーぼくのからだおおきいゆめのえいがだからやだ!」
「ん?おさるのジョージにしよっか。いっぱい見てないのがあるから」
「うん…どうしてさ、パパさ、ぼくのからだがおおきいゆめにしたの?」
「…あの映画がいいかなと思ったんじゃないかな」
「…ぼくさ、ぼくのおからだがおおきくなるゆめみたんだよ」
「あ!ママも小さいとき自分の手だけ大きくなる夢よく見たよ。おもしろいよね」
「おもしろくないよ、ぼくのさ、おからだが100キロくらいになっちゃってさ、ふいんきがこわかったよ」
「そっか~。でもお目目開けたら平気でしょ」
「…うん」